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淫夢売ります
第16章 淫らな紋章:溺れる罪
しかし、しばらくして目が覚めると、また快楽への渇望がむくむくと頭をもたげ始める。そして、濡れそぼった陰部に再び指を入れてしまう。

何度も、何度も、何度もオナニーでイッた。イッては眠り、起きてはオナニーを繰り返す。
まるで淫獄に落ちた虜囚のようだ。
オナニーがやめられない。どんなにイッても満たされない。身体にポッカリと穴が空き、その穴が、際限なく私の性欲を飲み込んでいく。滾るような欲望が収まらない。

あああ・・・苦しい・・・。
何時間、こうしているだろう?どのくらい、快楽を貪っているだろう。
まだ、足りない・・・足りない・・・、もっと、もっと欲しい。

ベッドの上で身悶えをする。身体が疼く、というのはこういうことをいうのだろう。
この疼きを沈めるには、もう、セックスしかない。私の頭はセックスでいっぱいになっていた。

しかし、現在、私にはステディがいない。この渇望を満たしてくれる人に心当たりがないのだ。

時間を追うごとに、欲望は膨らみ続ける。もう、指だけのオナニーでは到底満足できる程度は超えていた。

我慢しようと思ったけど、それは甘かった。
1時間もしない内に、居ても立ってもいられない。お腹の奥がジクジクと熱くなり、性欲はいよいよ熱を増し、その発散を求めてやまない。

せめて、あの研究所にあったような淫具があれば違うかも知れない。もう一度、あの快感を味わいたい。あそこには試していない別の淫具もあった。もっと、もっと、快感を貪りたい・・・。

ダメだ・・・もう・・・ダメだ・・・。

私はベッドの傍らにおいてあった、スマートフォンを取り出す。
時刻を見ると、7月4日の朝5時30分を回ったところだった。どうやら一晩中オナニーを繰り返していたらしい。

連絡先から「須貝」を呼び出し、電話をかける。
もしかしたら、こんな早朝では出てくれないかもしれない。もし、出てくれなかったら・・・。この状態であと数時間もだなんて、気が狂ってしまう。

出て・・・お願い・・・出て!
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