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淫夢売ります
第16章 淫らな紋章:溺れる罪
☆☆☆
突然、目が覚めた。いつもの寝室。咄嗟に時計を見ると、午前4時を回った所だった。

今のは?なに?

心臓がドキドキと脈打ち、身体中が汗でびっしょりだった。いや、汗だけじゃない。ショーツの中がどろどろに濡れている。

なんで?カードは枕の下に入れていないはずなのに・・・。
念のため、と思い、枕の下を確認すると、果たして、そこには踊り子のカードが入っていた。

どうして?!寝る前にきちんと鞄にしまってベッドからは引き離していたはずなのに・・・。

夢の中では1日経って7月4日になっていた。もし、眠るたびに日付が過ぎていくとしたら?

私が夢の中で淫紋を施されたのが7月1日。
先ほどまで見ていた夢が7月4日。
もう4日が経過している。

夢の中の私は淫紋を慈しむように撫でていた。そこから得られる快楽の虜になっているようだった。覚えている限りでは「淫紋を外さなければ」とは思っていない。

「一週間・・・」
夢の中の制約がどの程度意味があるのかわからない。淫紋の削除期限は一週間だということを覚えている。もしもこのまま、夢の中の私が一週間経っても淫紋を消さなかったら・・・?

「いったい、何が起こるっていうのだろう?」
恐ろしい予感に、私は身震いをした。
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