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淫夢売ります
第36章 鎖とドレス:軋む檻

☆☆☆
ふわふわとあたりに花の香りが漂っている。ここはどこだろう、そう思っていたが、視界が真っ暗で何も見えなかった。
しかし、すぐにその原因が、自分自身で目を閉じているせいだと分かった。
一体ここは・・・?
目を開けた。開けたのだが、予想に反して視界が開けることはなかった。身体を起こそうとしたわけではないが、もぞりと身動ぎをした。
「あら、お目覚めになりましたか?」
その言葉と共に顔から何かが取り払われる。途端に目に柔らかな光が飛び込んできた。どうやら、先程まではタオルのようなものが顔にかけられていたらしい。
「よくお休みになっていましたね。やっぱりお疲れなんですね」
声とともに視界内に顔をのぞかせたのが氷川だということに気づき、『ああ、自分はまた夢を見ているのだ』と理解した。
どうやってまたこの店まで来たのかは全く覚えていないが、今日はすでに全裸で施術台に横たわっており、お腹の上にタオルをかけられている状態だった。体全体、肌がしっとりと潤っていて、良い香りがしている。先程から漂っている花の香はどうやら自分の体から立ち上っているらしいと分かった。
「二回目の施術ですけど、随分お肌がしっとりしましたね。触ってみてください。」
ほら、と手を取られ、自分の腕やお腹、頬に手をやる。確かに肌が潤っていて、もっちりとしている感じがする。ボディローションとか、化粧水の効果なのだろうか?これほどまでに変わるのかと正直驚いた。
「では、次は身体の中の施術に移りますね。二回目ですけど、まだまだ馴染んでいないと思いますので、ゆっくりしますから安心してくださいね」
そう言って、昨日と同じようにベッドに足を上げたまま固定するアタッチメントを取り付け始める。ちらっと右側の移動式のテーブルを見ると、薄紫色のいろいろな太さの『器具』とボトルに入ったローションが目に入った。
思わず喉が鳴る。
「あら?竹内様、もう勃起なさってるんですね」
しまった。昨日のことを想像し、それがそのまま体の変化になって出てしまっていたみたいだった。恥ずかしいと思い、慌てて目を伏せる。
「ふふふ・・・いいんです。それに、これだけ勃起できるのも多分・・・今の内だけですからね」
ふわふわとあたりに花の香りが漂っている。ここはどこだろう、そう思っていたが、視界が真っ暗で何も見えなかった。
しかし、すぐにその原因が、自分自身で目を閉じているせいだと分かった。
一体ここは・・・?
目を開けた。開けたのだが、予想に反して視界が開けることはなかった。身体を起こそうとしたわけではないが、もぞりと身動ぎをした。
「あら、お目覚めになりましたか?」
その言葉と共に顔から何かが取り払われる。途端に目に柔らかな光が飛び込んできた。どうやら、先程まではタオルのようなものが顔にかけられていたらしい。
「よくお休みになっていましたね。やっぱりお疲れなんですね」
声とともに視界内に顔をのぞかせたのが氷川だということに気づき、『ああ、自分はまた夢を見ているのだ』と理解した。
どうやってまたこの店まで来たのかは全く覚えていないが、今日はすでに全裸で施術台に横たわっており、お腹の上にタオルをかけられている状態だった。体全体、肌がしっとりと潤っていて、良い香りがしている。先程から漂っている花の香はどうやら自分の体から立ち上っているらしいと分かった。
「二回目の施術ですけど、随分お肌がしっとりしましたね。触ってみてください。」
ほら、と手を取られ、自分の腕やお腹、頬に手をやる。確かに肌が潤っていて、もっちりとしている感じがする。ボディローションとか、化粧水の効果なのだろうか?これほどまでに変わるのかと正直驚いた。
「では、次は身体の中の施術に移りますね。二回目ですけど、まだまだ馴染んでいないと思いますので、ゆっくりしますから安心してくださいね」
そう言って、昨日と同じようにベッドに足を上げたまま固定するアタッチメントを取り付け始める。ちらっと右側の移動式のテーブルを見ると、薄紫色のいろいろな太さの『器具』とボトルに入ったローションが目に入った。
思わず喉が鳴る。
「あら?竹内様、もう勃起なさってるんですね」
しまった。昨日のことを想像し、それがそのまま体の変化になって出てしまっていたみたいだった。恥ずかしいと思い、慌てて目を伏せる。
「ふふふ・・・いいんです。それに、これだけ勃起できるのも多分・・・今の内だけですからね」

