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淫夢売ります
第38章 仮面の夜会/二夜目:テリエ・ドゥ・ラパン
ぐいっとノワールが私の肩を強く抱き寄せてくる。
彼の男の体臭が私の鼻腔をくすぐり、それだけで、私の身体は蕩けそうになる。

「あ・・・♡」

「ラビ・・・、薬、効いてきたでしょ?
 こうなりたかった・・・そうですね?」

こう・・・こうって・・・
そんなこと言われなくても分かっているくせに、私の理性は無駄に抵抗をしようとしていた。

ふふふ・・・
ノワールは笑っていた。
私の身体は媚薬で、
心はこの異常な状況で、
もう、トロトロになっているのが分かってしまっているのだ。

倦んでいた。
飽きていた。
刺激を求めていた。
欲していた。
飢えていた。

だから、彼は、一言、言うだけで良かったんだ。

「貫いてやるよ」

先程からの紳士的な口調から一転して、野生の獣のような男になる。
その言葉に、私のメスの本能があっという間に白旗を上げてしまった。
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