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淫夢売ります
第38章 仮面の夜会/二夜目:テリエ・ドゥ・ラパン
☆☆☆
『貫いてやるよ』という言葉の通り、ノワールはあっという間に私を椅子から引きずり下ろし、カウンター下にあるソファースペースに連れて行った。グイグイと手を引く力強さに、媚薬カクテルでふらつき、熱を帯びた身体は全く抗うことはできなかった。

ほらよ

四つん這いにされ、パンティを乱暴に脱がされ、太い指が私の秘所をグチグチとかき混ぜる。

「ああ!ああああ!!!」
「こんなにダラダラ垂れ流して・・・ラビはスケベ女だね・・・」

ノワールの指は、私の秘所の一番浅いところ、お腹側の壁を執拗に擦り上げてくる。そこが熱を帯びて疼きだす。女を最も簡単に狂わせる悦びの在り処を、彼は正確に知っていた。

「ぐううああぁ!!!い・・・いいぐう!!」

媚薬のせいか、ノワールの手技のせいかわからないが、あっという間に私は高められ、あられもない声を上げて絶頂した。お腹の奥がきゅうっとなって、ノワールの指をぎゅうぎゅうと締め付けてしまっているのがよく分かる。体中にじっとりと汗をかいて、身体を支えようとするが、腕が震えてしまい、ぺちゃんと潰れてしまいそうになる。

「もっと、もっと犯されたいだろ?
 ちんぽ欲しいだろ?」

腰をぐいと起こして私が倒れ込まないようにして、耳元で囁く。その淫らな言葉が鼓膜を震わせ、脳を侵していく。

ああ・・・ああああ・・・・

ぶるん、とお尻が震えた。
女の、私の女の部分が叫んでいた。

身体は燃えるように熱く、興奮は脊髄から脳天を貫いていた。目の前が真っ赤になり、何も考えられない。

心の底から湧き上がる本能を止めることなんて、もうできなかった。

「ああ!ちょうだい!!ちょうだい!おちんぽ!!ちょうだいぃ!」
「生だぜ?」
ぬちぬちと嫌らしい音を立てながら、私の秘所をノワールの熱い猛りがなぞってくる。その熱を感じるだけで気が狂いそうになる。

生・・・ああ・・・挿れてぇ!!!

そのまま犯してほしかった、何もかも、私の女のコアを貫いてほしかった。
メスの欲望が、溢れる愛液となってダラダラと太ももを濡らしているのが自分でも恥ずかしいほどよく分かった。

お尻をふるふると振ってしまう。
媚びるように、猛ったモノを飲み込みたいと、震えていた。

「ああ・・ください、生で、生がいい、そのまま犯してぇ!!!」
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