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淫夢売ります
第38章 仮面の夜会/二夜目:テリエ・ドゥ・ラパン

☆☆☆
結局その夜は、それから寝付くことができなかった。
目が覚めたのが大体午前3時頃だった。30分以上、私は淫靡なオナニーにふけり、その後はウトウトしては、また目覚めるということを繰り返していた。朝方、自分にまといついた淫臭をこのままにしては、とてもじゃないけれども夫や子供の前に出られないと思い、5時半頃にシャワーを浴びて、着替えを済ませていた。
にも関わらず、私の秘唇はとめどなく淫蜜を吐き出し続け、ショーツにシミを作っていった。淫らなメスの匂いに夫や子供が気づくのではないかとヒヤヒヤしたが、なんとか、三人を送り出すことができた。
日常の生活が始まったからだろうか、頭の芯の変な火照りがなくなり、若干冷静になった気がした。カードの魔力は本当どころか、本当以上だった。音、匂い、感触、そして、体の奥から湧き上がってくる性感・・・その全てがリアルであり、私は本当に昨夜、あの『バル・マスケ』という怪しげな店に足を運んだのではないかと思ってしまうほどだった。
ベッドの横のテーブルに隠したカードを取り出してみた。
よく見ると、絵の中で女を犯している男も仮面をつけており、それは黒色をしていた。明らかに、ノワールだ。
それに気づき、また私はゴクリと生唾を飲む。
昨夜の自らの痴態が脳裏を過る。何もかも忘れて、頭が真っ白になるほどの快感に翻弄される。思い出しただけで、身体が再び熱くなりそうになる。
ダメ・・・ダメダメ!
あんなこと繰り返していたら、私はおかしくなってしまう。
捨てなくちゃ・・・このカード
捨て・・・なくちゃ・・・いけない・・・
いけないのに・・・
『また来るんだ』
『もっと、もっとお前のオマンコを深く深く犯してあげるから』
あの時、耳朶に落ちたノワールの言葉が脳を揺さぶる。
カードを持つ手が震えた。じっとりと指先に汗をかく。
息が荒くなり、体の奥がジンと熱くなっていく。
ダメ・・・なのに・・・。
『そして、二度と戻れなくしてあげるから・・・』
私は、ギュッとカードを胸に抱きしめていた。
結局その夜は、それから寝付くことができなかった。
目が覚めたのが大体午前3時頃だった。30分以上、私は淫靡なオナニーにふけり、その後はウトウトしては、また目覚めるということを繰り返していた。朝方、自分にまといついた淫臭をこのままにしては、とてもじゃないけれども夫や子供の前に出られないと思い、5時半頃にシャワーを浴びて、着替えを済ませていた。
にも関わらず、私の秘唇はとめどなく淫蜜を吐き出し続け、ショーツにシミを作っていった。淫らなメスの匂いに夫や子供が気づくのではないかとヒヤヒヤしたが、なんとか、三人を送り出すことができた。
日常の生活が始まったからだろうか、頭の芯の変な火照りがなくなり、若干冷静になった気がした。カードの魔力は本当どころか、本当以上だった。音、匂い、感触、そして、体の奥から湧き上がってくる性感・・・その全てがリアルであり、私は本当に昨夜、あの『バル・マスケ』という怪しげな店に足を運んだのではないかと思ってしまうほどだった。
ベッドの横のテーブルに隠したカードを取り出してみた。
よく見ると、絵の中で女を犯している男も仮面をつけており、それは黒色をしていた。明らかに、ノワールだ。
それに気づき、また私はゴクリと生唾を飲む。
昨夜の自らの痴態が脳裏を過る。何もかも忘れて、頭が真っ白になるほどの快感に翻弄される。思い出しただけで、身体が再び熱くなりそうになる。
ダメ・・・ダメダメ!
あんなこと繰り返していたら、私はおかしくなってしまう。
捨てなくちゃ・・・このカード
捨て・・・なくちゃ・・・いけない・・・
いけないのに・・・
『また来るんだ』
『もっと、もっとお前のオマンコを深く深く犯してあげるから』
あの時、耳朶に落ちたノワールの言葉が脳を揺さぶる。
カードを持つ手が震えた。じっとりと指先に汗をかく。
息が荒くなり、体の奥がジンと熱くなっていく。
ダメ・・・なのに・・・。
『そして、二度と戻れなくしてあげるから・・・』
私は、ギュッとカードを胸に抱きしめていた。

