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淫夢売ります
第40章 仮面の夜会/二夜目:ル・ラパン・ガンバード
体中を外から中から犯してくる。
頭の中までぐちゃぐちゃに犯されていく。

おかしくなる・・・おかしくなる
頭が真っ白に、身体が・・・溶けていく。

「んぅ!!」

ビクン、とまた腰が不随意に震えた。太ももは先程からびくびくと痙攣しっぱなしだ。
何度、イかされたか
何度、胎内深くにマーキングをされたか

「ノワール・・・そろそろ、ラビは、本格的にいけるのでは?」
「ん?ああ、そうだな・・・もう疾うの昔に大丈夫だったろうけど」
「どうだろう?ラビのヴィエルジェを譲ってもらえないですか?」
「ははっ!ダメに決まってるだろ」

なんだろう、何を話しているのだろう?
意識が朦朧としかける中、私の上で男たちが言葉をかわしている。
雰囲気から、それが卑猥な意味を持っていることだけが伝わってきた。

ああ・・・なにか・・・なにかもっと・・・あるの?

これ以上、どんな快感が待っているというのだろう?
もし、そうなら。本当に、そうなら・・・

じゅぼっとファイのペニスが抜かれる。
抜かれた拍子に、心の中の思いがそのまま漏れ出してしまう。

「あ♡・・・もっと・・・してぇ!」

四つん這いになって、よだれをだらだらと垂れ流していた私には見えないが、なんとなく、二人の男が顔を見合わせてニヤニヤと笑い合っているような雰囲気だけは感じた。

「ラビ・・・君のデリエールのヴィエルジェ・・・処女をいただくよ・・・」
言うと、ノワールは私のしっぽを抜き取った。抜き取られた刺激でまた甘い声が漏れてしまう。

デリエールの処女、という言葉の意味がよく把握できないまま、しっぽが抜かれた、私の後ろの穴にぬるりとしたノワールのペニスが押し当てられる。

ああ・・・それ・・・それを・・・

熱いものが挿入ってくる、と思うだけで、私は自分のお尻がぶるんと震えるのを感じた。嫌悪感なんか欠片もなかった。むしろ、早く迎え入れたいという思いが心の中を満たしていた。

ぐぐっとこれまで体験したことがない圧迫感を感じる。大きい・・・入らないっ!と思ったが、どうやら、なにか潤滑剤のようなものが塗られていたようで、先っぽがぬるりと入り込むと、スルスルと押し込まれてきてしまう。
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