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淫夢売ります
第11章 絡まる糸:意識する私
☆☆☆
気がつくと、駅を出るところだった。
あれ?どこに向かうんだっけ?時間は朝。
ああ、そうだ、出勤しようとしていたんだった。ここは職場の最寄り駅だ。
時計を見ると、始業時間が迫っている、急がなくては。
私はたしかにスーツを着ていた。いつものオフィスに行く格好だった。
ただ・・・
え?うそ・・・
明らかに下着をつけていない。
ブラも、ショーツもつけていないようだ。かろうじてストッキングは履いているので、生足ではないというのが救いだ。
どうして・・・。私は焦りを覚える。しかし、始業時間が迫っている中、会社に行かないわけにはいかない。それに、今日は朝から会議があって私はプレゼンをしなければいけなかったはずだ。
コンビニは・・・と思うが、会社の近くにはあいにくなかった。
下着をつけていないということを一度意識しだすと、乳首が直接ブラウスに擦れるし、ストッキングが股に食い込んでいる感じもする。妙な気分になってくる。
道行く人たちが急に私の方を見ているような気持ちになる。
いいや、実際にすれ違いざま露骨にジロジロと見ている男性がいる。
まさか、バレている?
そんなわけがない、と思い直すが、視線を意識すると、余計に恥ずかしさが込み上げてきた。
このままで大丈夫だろうか・・・。でも仕方がない。
できるだけ、何食わぬ顔で、私は会社のエントランスをくぐっていった。
☆☆☆
「と、言うわけで、本プロジェクトの進行根拠となるマーケティング結果については、以上となります。何かご質問はありますか?」
プロジェクタがスクリーンに投映するグラフを背にし、私は会議室を見渡す。
今日は、プロジェクトを担当する部長以外に、協力会社の重役も参加しての合同会議だ。やはりプレゼンとしては緊張感の高い方だ。
下着をつけていないことについては、立ち上がるときなどに若干意識してしまったものの、プレゼンが始まってしまえば、そちらに意識がいってしまい、意外と気にならなかった。
よかった・・・。今日は午後、半休をもらおう。このままじゃあ、とてもじゃないけど過ごせない。とりあえず質問もなく、会議は滞りなく終了となった。
わらわらと重役連中が会議室をあとにする。私は後輩と一緒に会議室の簡単な片付けをして、部屋を出る。
気がつくと、駅を出るところだった。
あれ?どこに向かうんだっけ?時間は朝。
ああ、そうだ、出勤しようとしていたんだった。ここは職場の最寄り駅だ。
時計を見ると、始業時間が迫っている、急がなくては。
私はたしかにスーツを着ていた。いつものオフィスに行く格好だった。
ただ・・・
え?うそ・・・
明らかに下着をつけていない。
ブラも、ショーツもつけていないようだ。かろうじてストッキングは履いているので、生足ではないというのが救いだ。
どうして・・・。私は焦りを覚える。しかし、始業時間が迫っている中、会社に行かないわけにはいかない。それに、今日は朝から会議があって私はプレゼンをしなければいけなかったはずだ。
コンビニは・・・と思うが、会社の近くにはあいにくなかった。
下着をつけていないということを一度意識しだすと、乳首が直接ブラウスに擦れるし、ストッキングが股に食い込んでいる感じもする。妙な気分になってくる。
道行く人たちが急に私の方を見ているような気持ちになる。
いいや、実際にすれ違いざま露骨にジロジロと見ている男性がいる。
まさか、バレている?
そんなわけがない、と思い直すが、視線を意識すると、余計に恥ずかしさが込み上げてきた。
このままで大丈夫だろうか・・・。でも仕方がない。
できるだけ、何食わぬ顔で、私は会社のエントランスをくぐっていった。
☆☆☆
「と、言うわけで、本プロジェクトの進行根拠となるマーケティング結果については、以上となります。何かご質問はありますか?」
プロジェクタがスクリーンに投映するグラフを背にし、私は会議室を見渡す。
今日は、プロジェクトを担当する部長以外に、協力会社の重役も参加しての合同会議だ。やはりプレゼンとしては緊張感の高い方だ。
下着をつけていないことについては、立ち上がるときなどに若干意識してしまったものの、プレゼンが始まってしまえば、そちらに意識がいってしまい、意外と気にならなかった。
よかった・・・。今日は午後、半休をもらおう。このままじゃあ、とてもじゃないけど過ごせない。とりあえず質問もなく、会議は滞りなく終了となった。
わらわらと重役連中が会議室をあとにする。私は後輩と一緒に会議室の簡単な片付けをして、部屋を出る。