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Family Crossroads
第4章 踏み出す時
それぞれの夫婦の思いを聞いた正志は、衝撃的な提案をしてきた。
「高橋さんの場合、刺激が足りないんでしょう。」
「佐藤さんのところも、子供たちを預けることができればいい。」
「そこで、提案なのですが、子供たちは私の家で数時間預かります。中学生もいるし、夜ならば家政婦を頼みますから。そして、パートナーを変えて試してみませんか。」
高橋夫婦も、佐藤夫婦もすぐには答えられなかった。
「来週にでも答えを聞かせてくださいよ。」
正志の口調は柔らかだったが、どこかもう引き返せませんよ。という風にも聞こえたのだった。
そして、一週間後のこの日、子供たちが2階へいった後で、再び正志から答えを求められた健二と隆は、賛同の言葉を告げたのだった。
「高橋さんの場合、刺激が足りないんでしょう。」
「佐藤さんのところも、子供たちを預けることができればいい。」
「そこで、提案なのですが、子供たちは私の家で数時間預かります。中学生もいるし、夜ならば家政婦を頼みますから。そして、パートナーを変えて試してみませんか。」
高橋夫婦も、佐藤夫婦もすぐには答えられなかった。
「来週にでも答えを聞かせてくださいよ。」
正志の口調は柔らかだったが、どこかもう引き返せませんよ。という風にも聞こえたのだった。
そして、一週間後のこの日、子供たちが2階へいった後で、再び正志から答えを求められた健二と隆は、賛同の言葉を告げたのだった。