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第7章 佐藤隆と山田美羽

佐藤隆は、まさに心踊らせて山田美羽の来訪を待っていた。背徳感や戸惑いは、消え去っていた。初めて風俗に行った時のようだ。

あこがれの山田さんの奥さんとセックスできるという嬉しさはもちろんだが、昨夜の山田さんの旦那さんとのラインでのやり取りが、期待と興奮を助長させた。

その連絡は、正志さんとの一対一のものだ。妻は知らない。

昨日、皆がいる中での約束は、避妊をするというものだった。しかし、正志さんからの連絡では、美羽さんは、ピルを飲んでいるから、避妊はせず生でしていいというのだ。

加えて、アナルでもしてほしいとも書いてあった。アナルもコンドームはつけなくてもいい。美羽さんも了承しているという。

「隆さんが、よければ。」
と書き添えてあったが、もちろん拒む理由などない。