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トライアングル
第1章 恋人未満
あんなことがあった後で何を話したら良いのかわからなくて、車の中ではずっと 窓の外を眺めてた。
流れていく景色は段々と見知ったモノに変わっていく。
5階建ての小さなビル…
そこの3階に私が勤める法律事務所があった。
ビルの前は駐禁なんだけど…
この車にいちゃもんつけられる善良な市民はいないよね?
先に車から降りた先輩がエスコートして私を降ろしてくれた。
「あのっ 送って頂き ありがとうございました」
私がペコリと頭を下げた時、ビルの自動ドアが開いて誰かが出てきた。
「朝霧さんっ 大丈夫ですか?」
えっ?先生?
大丈夫ですか?って何が?
先生は、私に駆け寄ってくると おでこに手を当てる。
さっぱり状況がわからない私が先輩に視線を向けると 背を向けて笑ってる(-_-#)
肩が揺れてるし…
「朝霧さんが倒れたって 龍二から連絡貰って心配したよ?」
へ?
私、倒れたんですか?
キョトンとする私を余所に先生は脈を取ったり熱を計ったりしてくる…
「あのっ 先生?私なら大丈夫ですから」
そう言うと、先生は安心したように私の肩に頭を預けてホッと溜め息をつく。
「心配かけてごめんなさい」
先生…
こんなに心配してくれて…
それなのに、先輩とエッチな事してましたとか…
私のバカぁぁぁ~
流れていく景色は段々と見知ったモノに変わっていく。
5階建ての小さなビル…
そこの3階に私が勤める法律事務所があった。
ビルの前は駐禁なんだけど…
この車にいちゃもんつけられる善良な市民はいないよね?
先に車から降りた先輩がエスコートして私を降ろしてくれた。
「あのっ 送って頂き ありがとうございました」
私がペコリと頭を下げた時、ビルの自動ドアが開いて誰かが出てきた。
「朝霧さんっ 大丈夫ですか?」
えっ?先生?
大丈夫ですか?って何が?
先生は、私に駆け寄ってくると おでこに手を当てる。
さっぱり状況がわからない私が先輩に視線を向けると 背を向けて笑ってる(-_-#)
肩が揺れてるし…
「朝霧さんが倒れたって 龍二から連絡貰って心配したよ?」
へ?
私、倒れたんですか?
キョトンとする私を余所に先生は脈を取ったり熱を計ったりしてくる…
「あのっ 先生?私なら大丈夫ですから」
そう言うと、先生は安心したように私の肩に頭を預けてホッと溜め息をつく。
「心配かけてごめんなさい」
先生…
こんなに心配してくれて…
それなのに、先輩とエッチな事してましたとか…
私のバカぁぁぁ~