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トライアングル
第1章 恋人未満
ウィーン
車の後部座席のウィンドがゆっくりと降下してく…
「若頭っ」
若頭ぁ?
私の後ろから先ほどのチンピラが嬉しそうに黒塗りの高級車の後部座席に座る男に声を掛けた。
救世主登場?
語尾にマークが見えた気がするんだけど(^_^;)
「タカ…何かもめてるのか?」
後部座席の男は 私の後ろのチンピラに話しかけた。
ん?
あの人…
見た事ある様な気が…
誰だっけ?
たぶん、 いゃ…
絶対、ガン見してたよね私…
不意に男と視線がぶつかる
「せんぱぁ~い」
視線がぶつかった瞬間 鮮明になる記憶。
間違いない
高校の先輩だぁ
懐かしくて 思わず先輩に抱きついていた。
周りから見たら余程 不自然?だったと思う。
だって…
私は開けられた後部座席の窓から身体を上半身だけ車の中に入れて先輩に抱きついていたんだから…
黒塗りの高級車の後部座席にお尻と足だけ出てるんだよ?
知らない人が見たら 拉致られてるって思われたかも(笑)
車の後部座席のウィンドがゆっくりと降下してく…
「若頭っ」
若頭ぁ?
私の後ろから先ほどのチンピラが嬉しそうに黒塗りの高級車の後部座席に座る男に声を掛けた。
救世主登場?
語尾にマークが見えた気がするんだけど(^_^;)
「タカ…何かもめてるのか?」
後部座席の男は 私の後ろのチンピラに話しかけた。
ん?
あの人…
見た事ある様な気が…
誰だっけ?
たぶん、 いゃ…
絶対、ガン見してたよね私…
不意に男と視線がぶつかる
「せんぱぁ~い」
視線がぶつかった瞬間 鮮明になる記憶。
間違いない
高校の先輩だぁ
懐かしくて 思わず先輩に抱きついていた。
周りから見たら余程 不自然?だったと思う。
だって…
私は開けられた後部座席の窓から身体を上半身だけ車の中に入れて先輩に抱きついていたんだから…
黒塗りの高級車の後部座席にお尻と足だけ出てるんだよ?
知らない人が見たら 拉致られてるって思われたかも(笑)