この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
トライアングル
第2章 甘い罠?
「柳生先生、ご無沙汰しております」
不意に掛けられた声に捕まれていた腕が緩む。
今だっ
どなたか存じませんがありがとう!
私は、脱兎の如く会場を後にすると ホテルのロビーまで逃げ出した。
走ったから喉乾いちゃった。
ロビーのラウンジで紅茶でも飲もうかと足を向けると ソコに見知った顔が…
遠くからでも頭一つ抜け出す長身…
「二階堂さん?」
振り返った男性は、間違いなく二階堂さん。
良かった。
人違いじゃなくて。
どうやら、先輩もこのパーティーに招待されてるみたい。
そう言えば…
さっきの男性の声…
先輩に似てたような?
気にしすぎだよね?
「楽しそうだな」
背後から 少し怒りを含んだ様な声…
ふえっ
目の前の二階堂さんは席を立つ…
って事は?
恐る恐る振り向く…
あっ先輩
お元気でしたかぁ~
なんてなる訳もなく…
無言の先輩に引き摺られる様に拉致された(;_;)
不意に掛けられた声に捕まれていた腕が緩む。
今だっ
どなたか存じませんがありがとう!
私は、脱兎の如く会場を後にすると ホテルのロビーまで逃げ出した。
走ったから喉乾いちゃった。
ロビーのラウンジで紅茶でも飲もうかと足を向けると ソコに見知った顔が…
遠くからでも頭一つ抜け出す長身…
「二階堂さん?」
振り返った男性は、間違いなく二階堂さん。
良かった。
人違いじゃなくて。
どうやら、先輩もこのパーティーに招待されてるみたい。
そう言えば…
さっきの男性の声…
先輩に似てたような?
気にしすぎだよね?
「楽しそうだな」
背後から 少し怒りを含んだ様な声…
ふえっ
目の前の二階堂さんは席を立つ…
って事は?
恐る恐る振り向く…
あっ先輩
お元気でしたかぁ~
なんてなる訳もなく…
無言の先輩に引き摺られる様に拉致された(;_;)