この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
トライアングル
第3章 終焉
突然、うずくまる私を心配する二階堂さん…


「朝霧さんっ 大丈夫ですか?
どこか具合が悪いんですか?」


うん…
焦りすぎだよ 二階堂さん(笑)


「大丈夫です…病気ではないんですけど…
お腹が痛くて…」


余りに心配する二階堂さんにそう告げると、何かを察してくれたみたい。


「私に捕まれますか?」

そう言って、私の手を自分の首に捕まらせると ゆっくり私を抱き上げてエレベーターを降りた。


二階堂さんは、先輩の部屋ではなく、向かいにある自分の部屋の鍵を開けると、リビングのソファーに私を降ろす。


「大丈夫ですか?必要なものが有れば買ってきますが?」


私にブランケットを掛けながら いたわる様に腰の辺りを擦ってくれる。


申し出は嬉しいけど…
男性の二階堂さんに生理用品なんて頼めるハズもなく…


「ごめんなさい。少し休めば大丈夫ですから」


そう言って断った。


「無理はなさらないで下さいね。
病気じゃないと言っても辛いでしょうから」


二階堂さんの優しさがジンとくる…


ダメだなぁ…
こうゆう時って情緒不安定…


流れそうになる涙を堪えるように目を瞑り…

二階堂さんの言葉に甘える様にソファーに身体を倒した。






/82ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ