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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第6章 おまけ 12歳年下の彼とホテル尼乃美楽に行く話
そのまま……えっちの余韻の
心地の良い疲労感と倦怠感を
2人で味わいながらキスを交わして。
繋がったままで…少し……の間
寝落ちして…しまっていた様だった。
ギシギシと…身じろいだ時に
自分の開いたままになっていた
股関節が軋む様な感じがして。
自分の身体の上に居る、
彼の汗をぐっしょりと掻いた背中を
ぺしぺし…と巴が叩いた。
私も…そのまま寝落ちしていたが
彼も…同じ様に寝落ちしていた様で。
『……すいま…せ…ん、巴さん…ッ
さっきの…えっちが…良すぎて…
そのまま寝ちゃって…ました…ね…。
重たい…ですよね…?抜きますね?』
ズル…ン…と…自分の中にあった
彼のモノが…引き抜かれて
彼と繋がっていた感覚がなくなってしまうと。
なんだか…抱き合ったままなのに
侘しい様な…寂しい様な…そんな気分になる。
ゴロン…と彼が私の隣に寝ころんで
こっちに差し出して来た腕の上に
巴が自分の頭を上げて乗せた。
ごそごそと…ベッドの上を移動すると
さっきまで彼と愛し合っていて
繋がっていた場所の下の部分に
自分の足に触れて…冷たい…ので
その場所を避ける様にして
巴が自分の身体を港斗の身体に寄せる。
『ちょっと…休憩したら…また…
あの…露天風呂…入りましょうか?
あ、でも…洗い場がないから…
先に内のお風呂で…身体…洗いますか?
もうどうせ…誰にも会いませんし
すっぴんの巴さんになって貰っても良いですよ?』
と…港斗君がこっちに言って来て
こんなお夕飯の前の時間から
私にすっぴんになる様に言って来る。
「でっ…でも…まだ…こんな…時間だし…」
『巴さんのすっぴんなら、
毎日見てるじゃないですか…。
僕は…普段よりも幼い感じで
可愛らしい…から…そっちの方が…
好きですけどね…?見てもいいのも
僕の…特権みたいな物でもありますし…』
そう言われて…露天風呂じゃなくて
部屋の中のお風呂でシャワーを浴びて
備え付けのパジャマに着替えた。
『このラブホなら…浴衣が
備え付けてあっても
違和感なさそうですけどね』
「うん、お部屋が全部
和風のって言うのも…珍しいかも…」
『でも…和室で下が畳で
ローベッドじゃないですけどね…?』