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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第3章 2024年6月14日
葵ちゃんは前に一度、3月の8日に
妹とは一緒に女子会をしたけど、
妹があの日のメイクをしたのは
知らなかった話なので。
『お願いしますぅう、巴姉サンッ
そのメイクの神様の妹サンに…私を
明日だけでも…ッ……何とかして
貰える様にお願いして下さいッ』
そう…お願いされてしまって、
妹である千冬にLINEをしたら
いいよぉ~っと…返事が返って来た。
勿論お礼に…妹には…好物の
マドレーヌを献上する様にと言う
交換条件を出されたのだが…。
赤ちゃんも…少し楽になったし、
短時間なら旦那さんに任せられるからと
何とも…頼もしい助っ人からの
協力も得る事が出来て……。
妹からは葵ちゃんにどんなメイクが
似合うか考えたいから
全身とバストアップの画像を
撮影して送って欲しいと言われて。
葵ちゃんの画像を送ったら
葵ちゃんは元々可愛い顔立ちだし、
素材が良いから手を加える間でも無いと
そんな言い方をされてしまって。
そこを何とかと…マドレーヌで
妹を釣って、承諾して貰った。
葵ちゃんの中ではうちの妹の
千冬がプロのメイクさんか何かだと
そんな認識をされてしまって居たので
妹は野生のプロだと言って置いたんだけど。
葵ちゃんが…その後も…
不安そうにしていたので
一緒に飲みに行く事にして。
港斗君には…LINEをして置いた。
時間が遅くなるので迎えに行きますからと
彼が言ってくれて、葵ちゃんを
垂水駅まで送って行くと
彼と合流して彼の車に乗って
テラスハウスまで戻った。
「そう言えば…小林君の方は…
どうなの…?明日の事…何か
港斗君に、相談と言うか、言ってたの?」
『ああ、この数日は…
毎日一緒に昼食べながら
相談は…されてましたけどねぇ…。
ライトの話なんて、小林君に
話すだけ無駄な話ですしね…?
まぁお互いに好きなんですし、
どっちからどんな告白しても
カップルになるのは…間違いないですし…』
「そうだよね?…こっちが
緊張しても…仕方ないよね…?」
『まぁ一番緊張してるのは
あの当の2人でしょうから…』
お夕飯を用意しなかったので
夕飯はどうしたのと彼に聞くと
駅の近くのラーメン屋で済ませたそうで。