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きのうの夜は
第8章 八丁の湯

そこは、恐怖で乾ききっていた。

「何だ、こっちは濡れてないんだな?」

そう言うと、私の脚を大きく開いて自分の口から唾液を花弁へと落としてゆく。
吉村の唾液で花弁はヌルヌルになっていった。

私はその刺激に耐えられなかった。

「や、やめてぇ…」

私はそう言うと唇を噛んだ。
吉村は尚も花弁に自分の唾液を落としてゆく。

「ローションがないからこうするしかないだろう?」

イヤがる私にそう言ってくる。
この時思ったのだ。

強引にペニスを入れられて射精させられてしまうのではないだろうか。
正直、吉村の子供は望んでいなかった。

子供が出来ない体質だろうとは分かっていたが、強引にセックスされてしまうのは避けたかった。

「よ、吉村さん、分かったわ…」
「え?ようやく分かったのか?」

「ええ、セックスしてもいいわ、ただコンドームは使って…」
「それなら分かってるさ…」

そう言うと布団の下に隠しておいたのだろう。
コンドームを取りだすと素早くペニスに付けてゆく。

「これで、いいんだろ?」

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