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パパ活無法地帯 いただき!リリィちゃん
第3章 第2話 いただき作戦第一号 37歳億り人童貞おぢ クニオ登場
「り、リリィちゃん、その姿は一体!?」
「な、何が一緒に天国に行こうって……あんたみたいな自己中心的な童貞はぁっ……!!」
私は観覧車の中で立ち上がると無意識に右手を目の前にかざし、その瞬間に私の周囲に不可視の斬撃がほとばしった。
「ぎゃああああああああああああ!! 観覧車の床があああああああああああああああ!!」
「そんなに死にたいなら私が一緒に墜落死してあげるわよ!! これで満足でしょっ!?」
観覧車の下半分が綺麗に切断され、私とクニオさんは観覧車の座席ごと下へ下へと落下していく。
下にいる人を巻き込まないようにと私は観覧車の下半分を超能力で亜空間に転移させ、ついに足場までなくなったクニオさんは頭から地面に落下しながら失神した。
私は無意識に身体を浮遊させると気絶したクニオさんの身体を抱え、そのまま飛行するとビルの間の路地裏へと着地した。
気絶したままのクニオさんを酔っ払いですと言って近くの交番に預けると、私はさっさとその場から逃亡したのだった。
『よくやりましたねリリィ、これこそがイタダキマンと融合した者のフォースコントリビューションです。次回からもこうやってピンチを切り抜けましょう!』
「ピンチって言っても限度があるでしょうがぁ!! 買ってもらったピアスも落ちてる間にどっか行っちゃったじゃないっ!!」
すぱーくどーるに憑依したまま激励してくるハヤトに怒りをぶつけながら、私は人ならざる力を手に入れてしまった自分自身に少しだけ恐怖したのだった。
「な、何が一緒に天国に行こうって……あんたみたいな自己中心的な童貞はぁっ……!!」
私は観覧車の中で立ち上がると無意識に右手を目の前にかざし、その瞬間に私の周囲に不可視の斬撃がほとばしった。
「ぎゃああああああああああああ!! 観覧車の床があああああああああああああああ!!」
「そんなに死にたいなら私が一緒に墜落死してあげるわよ!! これで満足でしょっ!?」
観覧車の下半分が綺麗に切断され、私とクニオさんは観覧車の座席ごと下へ下へと落下していく。
下にいる人を巻き込まないようにと私は観覧車の下半分を超能力で亜空間に転移させ、ついに足場までなくなったクニオさんは頭から地面に落下しながら失神した。
私は無意識に身体を浮遊させると気絶したクニオさんの身体を抱え、そのまま飛行するとビルの間の路地裏へと着地した。
気絶したままのクニオさんを酔っ払いですと言って近くの交番に預けると、私はさっさとその場から逃亡したのだった。
『よくやりましたねリリィ、これこそがイタダキマンと融合した者のフォースコントリビューションです。次回からもこうやってピンチを切り抜けましょう!』
「ピンチって言っても限度があるでしょうがぁ!! 買ってもらったピアスも落ちてる間にどっか行っちゃったじゃないっ!!」
すぱーくどーるに憑依したまま激励してくるハヤトに怒りをぶつけながら、私は人ならざる力を手に入れてしまった自分自身に少しだけ恐怖したのだった。