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第22章 発情する女神達

美沙に抱きつかれまま部屋の中を見回す。

ベッドはひとつだけだが、余裕で2組同時使用できそうなキングサイズ、その横にはテーブルを挟んで2人ならゆったり座れそうなソファーが向き合って置かれている……この部屋なら4人でいろんな遊び方ができそうだ。

「ドアのところでいきなり抱きついてくるから、びっくりしたよ」

西条さんが奥さんの背中に手を回して抱き合ったまま靴を脱いで部屋の中に進む。

俺と美沙も抱き合ったまま靴を脱いで西城さん夫婦の少し手前に立つ。

「私、まだ体が火照ってるの……美沙さんはどう？」

奥さんが美沙の顔を見る。

「ええ……まあ……私も……火照ってるかも……」

美沙が恥ずかしそうに答える。