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美人ママは淫らな女神
第60章 痴漢ごっこ
「なにこれ? やっぱり変態エロ親父だわ」

ラブホの部屋に入ると美沙が声を上げる。

ダブルベッドにソファーまでは普通だが、普通のラブホの部屋には無いスペースが有る……電車の車内を模したベンチと吊り革の設置された痴漢ごっこ用のスペースが有る。

「一度やってみたかったんだよね、痴漢ごっこ……亜美さんとの面談が終わって緊張から解放されたらSNSで見たこの部屋のことが浮かんじゃって……だからお願いします!」

俺は美沙に向かって手を合わせる。

「もう……仕方ないから突き合ってあげる……」

そう言う美沙の顔は紅潮している……何かを期待して紅潮している……。
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