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犯されたスイミングスクール
第4章 レッスン① 尊敬と性欲

むわっとした湯気のような空気が身体を覆い、鼻呼吸するたびに、不快な刺激臭が脳髄まで響く──アオイは口呼吸だけで息をした。
歩くとぴちゃぴちゃ音が鳴った。床が濡れている。
「……彩先生、プールに戻り──っ!? 」
彩は戻ろうとしたアオイの両手を捕まえ、口にガムテープを貼り付けた。
身動きのとれないアオイはそのままソファーに座らされてしまう。
「んっ──っ、んっ──っ」
アオイが頭を動かすたび後頭部は柔らかな感触に包まれる。
アオイが座らされているのは厳密にはソファーに座る彩の膝の上だった。
──彩先生のおっぱいが頭に……柔らかくて、いい匂い……それに、耳に彩先生の息が当たって……。
口呼吸の出来ないアオイは室内に充満する刺激臭を吸い続け、アオイの思考を著しく低下させていく。
手は自由であり抵抗すれば逃げられが、アオイは彩に身を預けていた。アオイの雄の本能があらがうらことを拒絶しているのだ。
「アオイ、まずは動画を見て勉強するぞ……」
彩はわざとアオイの耳元で囁くように言った。
──勉強……水泳の……動画かな……
アオイはフワフワとしている頭で、残る理性がまだ水泳のことを考えさせていたが、正面に置かれているテレビモニターに映し出された映像に、その期待はべちゃべちゃと塗りつぶされた。
歩くとぴちゃぴちゃ音が鳴った。床が濡れている。
「……彩先生、プールに戻り──っ!? 」
彩は戻ろうとしたアオイの両手を捕まえ、口にガムテープを貼り付けた。
身動きのとれないアオイはそのままソファーに座らされてしまう。
「んっ──っ、んっ──っ」
アオイが頭を動かすたび後頭部は柔らかな感触に包まれる。
アオイが座らされているのは厳密にはソファーに座る彩の膝の上だった。
──彩先生のおっぱいが頭に……柔らかくて、いい匂い……それに、耳に彩先生の息が当たって……。
口呼吸の出来ないアオイは室内に充満する刺激臭を吸い続け、アオイの思考を著しく低下させていく。
手は自由であり抵抗すれば逃げられが、アオイは彩に身を預けていた。アオイの雄の本能があらがうらことを拒絶しているのだ。
「アオイ、まずは動画を見て勉強するぞ……」
彩はわざとアオイの耳元で囁くように言った。
──勉強……水泳の……動画かな……
アオイはフワフワとしている頭で、残る理性がまだ水泳のことを考えさせていたが、正面に置かれているテレビモニターに映し出された映像に、その期待はべちゃべちゃと塗りつぶされた。

