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ヒヤシンスの恋
第2章 薔薇の秘密

「ミレイ、今日のごはん何?」
ソファの向こうから染布がひょっこり貌を覗かせる。
キッチンで薫り高い芹を洗いながら答える。
「タッカンマリと芹のナムル、ケランチムです」
「うわ!ケランチム大好き!」
ケランチムは韓国の茶碗蒸しだ。
素朴な家庭料理でもあるそれを、染布は好物らしい。
菫は思わず微笑む。
『貴女には染布を見守って欲しいのです』
…尊文の言葉が蘇る。
『染布はまだ精神的に不安定です。
突発的なことをしないように、目を配っていただきたいのです』
…それは…
私だって染布先生のことは心配だもの。
協力したい。
…けれど…
ソファの向こうから染布がひょっこり貌を覗かせる。
キッチンで薫り高い芹を洗いながら答える。
「タッカンマリと芹のナムル、ケランチムです」
「うわ!ケランチム大好き!」
ケランチムは韓国の茶碗蒸しだ。
素朴な家庭料理でもあるそれを、染布は好物らしい。
菫は思わず微笑む。
『貴女には染布を見守って欲しいのです』
…尊文の言葉が蘇る。
『染布はまだ精神的に不安定です。
突発的なことをしないように、目を配っていただきたいのです』
…それは…
私だって染布先生のことは心配だもの。
協力したい。
…けれど…

