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溺れゆく調教の沼
第21章 いよいよ終了
個室の犬小屋で、いくにいけない20分を過ごしたあと一番最初の男性二人が鍵を開けて鎖を引いた。そのまま初めのビジネスホテルのような部屋に連れられ鎖を外された。
全ての拘束を解かれ、「服や持ち物は全てこちらにあります。シャワーを浴びたり仮眠をとったり自由に過ごしてください。送りは何時頃を希望ですか?」と丁寧に言われた。
「え?あの…」
どうしたらよいかわからずに困っていたところ、
「契約のお楽しみはこれで終わりですので、これっきりにするのかまた来るのかは自由です。その説明が必要でしたら、シャワーや休憩のあとに詳細をお話しします。まずはゆっくり休憩をして、準備ができましたらそちらの受話器をとれば私たちに繋がります。ごゆっくり」
そう言って二人は出て行った。

現実とは思えない時間は長くもあり短くもあった。怖かったが体は堪らなく興奮している。疲れているのに頭が冴えているような気もする。
とにかく少し湯船に浸かろう。そう思ってお湯を溜めた。
夢なのだろうか…そんなはずはない。
色々考えながら体を温めてリラックスさせた。

そのまま1時間ほど寝てしまったようだ。

着替えて準備をし、受話器を取った。
呼び出し音の後、すぐ行きますとだけ言って切れた。

また例の二人が入って来た。

「今後のことですが、今日はこのままお送りします。その後また調教を望むのなら今度はこちらに連絡をしてください。一夜限りの夢として終わるのも、奴隷として生きていくのも貴方の自由です。ただし2回目以降の来館の際には、奴隷として生きていくつもりなのかそれともまた一夜の快楽なのかを毎回確認します。奴隷として生きていきたいと決心した場合には、扱いが変わります。」
そう言われて写真や文書を見せられた。
これは持ち出し不可です。ここで見るに留めてください。

その内容は、奴隷として生きる場合には現在の住まいや仕事は失うこと、代わりに株式会社◯◯の社員となって寮に入居することなどが書かれていた。

「ここまで決心する人もいますが、いつまでに決めろという期限もありません。そもそも犬のままではこちらの審査が通りませんから」と少し鼻で笑われた。
美稀は悔しさや恥ずかしさで耳までカーッと熱くなった。
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