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人見知り巨乳女子とロールキャベツ系整体師の恋
第7章 疼きを鎮めるための行為
「んっ……まって……まって………
いやぁ……あっ………んぅ………」
徐々に大きくなる自分の声に混乱したのか、綾子は自らの口を手で塞いだ。
「声出していいのに」
心の中で言ったつもりだったが、声に出ていたようだ。
そんなことはもはやどうでもよく、大樹はもっと綾子を悦ばせようと彼女の真向かいに座り、両手に力を込めた。
「これは気持ちいいんですか?」
先ほどから綾子は、さすがの大樹も少し心配になるくらい胸を上下させ悶えているので、感じているかどうかは確かめなくても分かっていた。
しかし、コクン、と素直に頷く彼女を見て、大樹は訊いて良かったと実感した。
「っはぁ…………」
気を抜くと大樹も息を荒げてしまう。
綾子の息遣いがよく聞こえるよう、自分は息を殺した。
たまに、チラリとこちらを見る綾子の目がたまらなく可愛い。
別にこういう状況ではなくても、彼女の瞳は他人を心酔させる魅力があることを大樹は知っていた。
荒い息遣いの合間に、彼女が何か伝えようと口を開いた。
「あの…………
あんまり…こっちを見ないでほしくて……」
あ…
さすがに大樹が楽しんでいるのが伝わったのだろう。
彼女の意見は無視して、その姿を観察し続けることはできそうだが、大樹は綾子に少しでも嫌われたくない一心で言うことを聞いた。
しかし、さすがに名残惜しく、見ない代わりと言わんばかりに綾子の施術着の中に手を入れた。
「あの…!」
綾子の抵抗むなしく、大樹の両手は夢にまで見た直の柔肌に到達していた。
う……わ………
来店時のブラウスの上からだと巨大なフルーツのようだった胸は、直に触ってみるとほどよく柔らかく弾力があり、少し汗をかいていたのかしっとりと湿って大樹の手のひら全体に密着してきた。
大樹は、身長に比例して手が大きい自覚があったが、それでも彼女がぶら下げる2つの大きな乳房は、むにゅむにゅと大樹の指の間からはみでていく。
彼女を絶頂に導くまでどれだけ楽しみがあるのだろうと客観視しつつ、試しに前戯として、綾子の左乳首に指を引っ掛け、
ピンッ!
と弾いた。