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ふみふみ
第7章 暖かな箱
季節はまた移ろい厳しい寒さを迎える12月になっていた。
街はクリスマスのイルミネーションに包まれてとてもロマンティックで華やかだった。
アタシは生後9か月になっていた。
人間の年齢にしたら13歳だ。
ちょっと大人っぽくなってきたと思う。
七海ちゃんの仕事は量販店でカーテンやジュータンを販売していた。
12月は繁忙期で七海ちゃんは12月31日の夜まで仕事だった。
そんな、12月のある仕事が休みの日のこと。
アタシはとても暖かな場所で眠っていた。
その場所は暖かな空気で包まれていて気持ち良かった。
七海ちゃんがアタシの名前を呼んでいる。
「フミぃ…」
アタシはその声に反応することなく眠り続けた。
でも、七海ちゃんはアタシの名前を呼んでいる。
「フミぃ…どこにいるの?」
七海ちゃんは、アタシの姿が見えないことで心配している様だった。
「こんな、ワンルームの狭い部屋なのに…」
七海ちゃんは尚もアタシを探している様だった。
ベッドの羽毛布団を捲ってみる。
でも、そこにはアタシはいなかった。
3点ユニットのバスルームに行ってみる。
街はクリスマスのイルミネーションに包まれてとてもロマンティックで華やかだった。
アタシは生後9か月になっていた。
人間の年齢にしたら13歳だ。
ちょっと大人っぽくなってきたと思う。
七海ちゃんの仕事は量販店でカーテンやジュータンを販売していた。
12月は繁忙期で七海ちゃんは12月31日の夜まで仕事だった。
そんな、12月のある仕事が休みの日のこと。
アタシはとても暖かな場所で眠っていた。
その場所は暖かな空気で包まれていて気持ち良かった。
七海ちゃんがアタシの名前を呼んでいる。
「フミぃ…」
アタシはその声に反応することなく眠り続けた。
でも、七海ちゃんはアタシの名前を呼んでいる。
「フミぃ…どこにいるの?」
七海ちゃんは、アタシの姿が見えないことで心配している様だった。
「こんな、ワンルームの狭い部屋なのに…」
七海ちゃんは尚もアタシを探している様だった。
ベッドの羽毛布団を捲ってみる。
でも、そこにはアタシはいなかった。
3点ユニットのバスルームに行ってみる。