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ふみふみ
第9章 洗濯機
季節はまたまた移ろい3月を迎えていた。
あの寒い冬の日は徐々にではあるが、暖かくなってきたのだ。
アタシは1歳の誕生日を迎えた。
人間の年齢で言うと18歳になる。
人間で言えばもうお年頃だと思う。
アタシの誕生日の日に七海ちゃんが苺のショートケーキを買ってきてくれた。
アタシはそのショートケーキの生クリームが大好きだった。
本当は、人間の食べるものをアタシたちは余り食べない方がいいと言われる。
でも、アタシはこの生クリームが大好きだった。
なので、七海ちゃんにおねだりしたのだ。
すると、七海ちゃんはケーキの上の生クリームをアタシの鼻の上にちょこんと付けて舐めさせてくれる。
アタシは、それが美味しくて、美味しくて、またねだった。
「フミ、生クリームそんなに食べたらダメなのよ?」
「(でも、食べたいよー!!)」
アタシはそう言って鳴いたのだ。
「仕方ないわねぇ、もう少しだけよ…」
そう言うと、七海ちゃんはまたアタシの鼻の上に生クリームを乗せてくれる。
それを舌でペロリと舐める。
その味は、身体がとろけるくらいに美味しかった。
魚のアジやお刺身なども好きだったけれど、生クリームは別だった。
あの寒い冬の日は徐々にではあるが、暖かくなってきたのだ。
アタシは1歳の誕生日を迎えた。
人間の年齢で言うと18歳になる。
人間で言えばもうお年頃だと思う。
アタシの誕生日の日に七海ちゃんが苺のショートケーキを買ってきてくれた。
アタシはそのショートケーキの生クリームが大好きだった。
本当は、人間の食べるものをアタシたちは余り食べない方がいいと言われる。
でも、アタシはこの生クリームが大好きだった。
なので、七海ちゃんにおねだりしたのだ。
すると、七海ちゃんはケーキの上の生クリームをアタシの鼻の上にちょこんと付けて舐めさせてくれる。
アタシは、それが美味しくて、美味しくて、またねだった。
「フミ、生クリームそんなに食べたらダメなのよ?」
「(でも、食べたいよー!!)」
アタシはそう言って鳴いたのだ。
「仕方ないわねぇ、もう少しだけよ…」
そう言うと、七海ちゃんはまたアタシの鼻の上に生クリームを乗せてくれる。
それを舌でペロリと舐める。
その味は、身体がとろけるくらいに美味しかった。
魚のアジやお刺身なども好きだったけれど、生クリームは別だった。