この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ふみふみ
第10章 新築アパート ★
時は、流れに流れて1年が経っていた。
アタシは2歳になっていた。
人間の年齢にすると24歳になる。
もう、結婚してもいい年齢だ。
この頃、七海ちゃんの彼氏の智也がとある一軒の新築アパートを見つけた。
その新築アパートは駅から歩いて5分くらいのところにあった。
間取りは4.5畳のキッチンに8畳の部屋、お風呂とトイレは別々だった。
玄関を入ると直ぐに4.5畳の長細いキッチンがあり、その突き当りが8畳の和室だった。
その和室にはお洒落な出窓が付いていた。
お風呂とトイレは4.5畳のキッチンの右側にありそこに洗濯機と乾燥機が置けるようになっていた。
そのアパートはまだ建設中で入居は出来なかったが入居者募集中だったのだ。
その時、智也が来てこう話す。
「七海ちゃん、引っ越ししないか?」
「え?どこに?」
「近くにいい物件があるんだよ。駅から歩いて5分の2階でお風呂とトイレは別々なんだ…」
「でも、いきなりなんて困るわ…それに家賃も高いんでしょう?」
「うん、今のところよりも2万円程高くなるけど、その2万は俺が出すからさ…」
「えー?でも、今の所でもいんだけどな…」
「駅から10分も歩く今の場所がいいの?」
「それは…」
「それに、トイレとお風呂が別で、2階だし日当たりも凄くいいんだ…」
七海ちゃんは智也にグイグイと押されているみたいだった
アタシは2歳になっていた。
人間の年齢にすると24歳になる。
もう、結婚してもいい年齢だ。
この頃、七海ちゃんの彼氏の智也がとある一軒の新築アパートを見つけた。
その新築アパートは駅から歩いて5分くらいのところにあった。
間取りは4.5畳のキッチンに8畳の部屋、お風呂とトイレは別々だった。
玄関を入ると直ぐに4.5畳の長細いキッチンがあり、その突き当りが8畳の和室だった。
その和室にはお洒落な出窓が付いていた。
お風呂とトイレは4.5畳のキッチンの右側にありそこに洗濯機と乾燥機が置けるようになっていた。
そのアパートはまだ建設中で入居は出来なかったが入居者募集中だったのだ。
その時、智也が来てこう話す。
「七海ちゃん、引っ越ししないか?」
「え?どこに?」
「近くにいい物件があるんだよ。駅から歩いて5分の2階でお風呂とトイレは別々なんだ…」
「でも、いきなりなんて困るわ…それに家賃も高いんでしょう?」
「うん、今のところよりも2万円程高くなるけど、その2万は俺が出すからさ…」
「えー?でも、今の所でもいんだけどな…」
「駅から10分も歩く今の場所がいいの?」
「それは…」
「それに、トイレとお風呂が別で、2階だし日当たりも凄くいいんだ…」
七海ちゃんは智也にグイグイと押されているみたいだった