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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第6章 第二部【バージンロード】闇に響く音
 それでも、眠っている顔は、まだ十二歳のあどけない子どものものだ。萌は萬里の額にかかった前髪に少し触れてみた。ムニャムニャと何か寝言らしきものを呟き、寝返りを打つ娘を見ていると、優しい気持ちになってくるのが不思議だ。
 この子が赤ちゃんの頃から、萌は一体、どれだけ、こうしてこの子の寝顔を見たことか。その度に、些細な失敗で沈んだ心をこの子が慰め、明日を生きるささやかな希望と勇気を与えてくれた。
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