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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第7章 再会
昔からミーハーのユッコは、もう溜息の連続である。確かに、亜貴の旦那さまはなかなかだ。百七十五センチ以上はあるだろう長身で、ダイビングをしているだけあって引き締まった体軀はモデル並み、顔はエグザイルのAKIRAに似て精悍に陽灼けしている。
ちなみに、ユッコに言わせれば、ひとめ見てお互いに離れられないと思ったユッコの旦那さんは、どこから見ても平凡な銀行員だ。
「何言ってるのよ、ユッコだって、二十年前は旦那と大恋愛したんでしょう」
萌が囁き返すと、ユッコが苦笑する。
ちなみに、ユッコに言わせれば、ひとめ見てお互いに離れられないと思ったユッコの旦那さんは、どこから見ても平凡な銀行員だ。
「何言ってるのよ、ユッコだって、二十年前は旦那と大恋愛したんでしょう」
萌が囁き返すと、ユッコが苦笑する。