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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第8章 Tomorrow~それぞれの明日~
 祐一郎は無言だ。萌はハッと我に返り、口許を抑えた。
「ごめんなさい、素人が知ったようなことを言って。生意気でしたよね。私、披露宴のときも、友達に言われたんです。ちょっと固いっていうか、真面目すぎるって。何でも物事を四角四面に捉えすぎるっていうか。ムキになりすぎるんですよね。自分でも判ってるけれど、変えられなくて」
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