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奴隷制度のある現代
第6章 1-6 調教センター本入所
男が焼ごてを手にする。

美雪は硬く目をつぶり、両手をぎゅっと握りしめた。
怖い。
次の瞬間、左尻に今まで感じたことのない熱さと痛みを感じる。

ジュウッ

美雪:
「んんん!!あああああああああっっ!!!!!」


美雪の全身の筋肉が焼ごてから逃れようと抵抗し、美雪の尻肉は硬く収縮する。
美雪の左尻が焼かれ、肉の焼けるいい匂いが、放出される。
あまりの痛さに美雪は小便をもらしはじめた。

ジョボボボ

美雪:
「うぅっ..うっ」

美雪はすすり泣くことしかできなかった。
3人の奴隷はしばらくそのまま放置された。

10分ほど経過しただろうか。
職員が救急箱を持って部屋に入ってくる。

職員は1番右の女の尻の焼き跡に、応急処置をほどこし、拘束を解いてさらに奥の部屋に連れて行った。

しばらくすると真ん中の女も同じように連れて行かれ、部屋は美雪1人拘束された状態になった。

美雪のところにも職員が来た。
職員は美雪の左尻上の焼印を確認する。
美雪の左尻にはここの調教センターのシンボルマークがきれいにうかびあがっていた。

職員は消毒液を綿にかけ、その綿で尻の傷跡をポンポンと軽くたたく。
美雪は消毒液が染みて、とても痛かった。
消毒が終わると、職員は尻の傷跡にガーゼを貼り付けた。

傷跡の処置がおわると、美雪は拘束台から解放された。
そしてすぐに後ろ手に手錠をかけられる。

首輪にリードがつながれ、それを引かれて職員の後ろを歩き出した。
美雪は拘束された手で尻のガーゼを確認する。

一生消えない焼印を押されてしまった。
自分が奴隷であることを痛いほど実感させられたのだった。

しばらく歩き、続いて連れてこられた部屋は、社長室のような部屋だった。
部屋には大きく立派なデスクとデスクチェアがある。
高そうなスーツを着た男が1人、そのデスクチェアに座り、肘をつきながら、こちらを見ていた。
その男はこの調教センターの所長であった。

男性職員にそのデスクのそばまで連れていかれる。
職員は美雪の首輪からリードを外し、言う。
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