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トライ アゲイン
第10章 軌道修正
下手くそなクンニだった。
初めてアソコを舐められたあの日あの時は
体がうち震えるほどの快感が走ったけど、
とてもじゃないが経験豊富な女を逝かせるほどのテクニックなど彼に求めるのは酷だった。
「さあ、バージンともおさらばだよ、
処女膜にお別れを言いな!」
飛鳥先輩は安祐美の股間に体を割り込ませて、
太ももを抱き上げた。
「待って!やっぱりそれだけは許して」
いざとなって安祐美は、
挿入をしてもらって過去を再び戻すというのも忘れて、待ちわびる心よりも再び処女を失うあのあの痛みを受けるのがイヤでフルフルと顔を横にふる。
先輩は安祐美の願いなど聞こえないとばかりに、
指に握ったガチガチに勃起したペニスを、
安祐美の恥部に押し付けてきた。
「やめてぇ! やめてぇ~っば!
痛いィィィィ!!」
人生で二度目のロストバージン…
こんな痛みを二度も経験するなんて
処女膜再生手術でもしない限り経験できないわねと
痛みをしっかりと記憶しようと歯を食いしばって痛みに耐えた。
「安祐美のおま○こ気持ちいいな~
このまま中に出しちゃおうかな?」
ふん、どうせ
女を孕ませる度胸もなくて私のスカートの上にべっちょりと出すくせに!
過去と同じなら絶対に膣外射精するに決まっている。
ロストバージンの痛みの中、飛鳥先輩の顔を見ると
彼もまた苦しげな表情をしていた。
襲い来る射精との戦いにもがいているようだった。