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トライ アゲイン
第2章 小向先輩
酩酊する安祐美の喉に冷たい水が流し込まれる。
『おいしい…』再び意識が遠のきそうになるのを
その水の冷たさで次第に意識が戻り始める。
目を開くと、そこには超至近距離で小向の顔を確認できた。
水を飲み干した安祐美の口に
今度はナマコのような軟体動物が侵入してくる。
『えっ?私、キスされてる?』
蠢くナマコの正体が小向の舌であることを認識して、一気に酔いが醒める。
「ちょっ!小向さん何を!!」
抗う声は彼の口の中に吸い込まれてゆく。
「やめて!!」
力一杯小向の胸を突き飛ばして
安祐美は彼のキスから逃れた。
「おいおい、人がせっかく介抱してやっているのに、その態度はないだろ!」
小向はガバッと安祐美の体にのし掛かってくる。
「やめてよ!」もう一度、彼の胸板に手を添えて突き飛ばそうとして、その手の感触で彼が裸であることを確認した。
「えっ?小向さん?」
「言っておくけど、お前から誘ったんだからな」
いきなり胸を揉まれる感触が
自分自身も肌を露出させていることに気づかされる。
「ちょっと!酔っぱらって意識がないのをいいことに私を脱がせたの?」
男の手を振り払って
安祐美は慌てて自分の手で乳房を覆い隠した。
「言っておくけど、僕が脱がしたんじゃないぞ
酩酊した君が自分から脱ぎ始めたんだからな!」
おっぱいを責めれないとわかった小向は
その手を安祐美の股間に持ってゆく。
ダイレクトに陰毛を撫でられる彼の手…
「やだ!私、全裸なの?」
「そうだよ、君も僕も全裸さ」
安祐美の手をおっぱいから引き剥がして
その手を股間に導かれる。
指に灼熱の男性シンボルが握らされた。