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12歳年下の彼のお誕生日の話
第7章 沖縄旅行 2日目

洗濯を…待っている間も
畳のスペースでゴロゴロして
寛ぎ過ぎてしまっていたのだけど。

お布団が入ってる棚と
隣のクローゼットの部分の一番下は
どっちもキャリーバックが
収納できるスペースになってるから
大きなキャリーバックもその
スペースにすっぽりと格納できるから。
畳のスペースの邪魔をしないで
必要な時だけ引き出せて
広くスペースを使える様になっている。

「さっき買った…ウニソースのやつも
軽く温めて食べたら美味しそう…だね」

鮮魚店でロブスターの
ウニソース乗せと、
ムール貝のウニソース乗せを
お刺身と一緒に買ったから。
それを…コンロで少し温めたら
リベイクして食べることが出来そうだ。

『綺麗でお洒落な…沖縄らしい
南国風のリゾートホテルも良いですけど、
自分の家みたいに過ごせる、こう言う感じの
ホテルも、これはこれでいいですね…』

自分が寛ぎ過ぎているので、
気に入ったと解釈したのか
彼がそうこっちに言って来て。

『この畳の所に布団も敷けますし、
小さな子供連れには良いかもですね』

ね?と彼が笑って居て
そう言われると、まるで…
小さな子供を連れて沖縄旅行しましょうねと
言われている様な気分になってしまう。

ピンポーンとインターフォンがなって
大皿に盛りつけられたBBQセットが届いた
牛肉と豚肉とソーセージ2本、
お野菜が5種類と、おにぎりが2個。
のそれが基本の2人前のセットみたいで。
それに追加でお肉だけを注文してくれてた様で。
その分の皿が…もう1皿。
港斗君は沢山食べるから、多分これでは
足りないだろうと思ったから、
追加の食材を買い足していたみたいで。

おんなの駅でジューシーのおにぎりやら、
手作りのジーマーミ豆腐やら、
お刺身の盛り合わせやらと
ムール貝のウニソースは
1つ150円で、大きな有頭エビが
350円で、半身のロブスターが1500円。
エビと、ロブスターは2つ、ムール貝は
3つずつ買って来たから。これで
結構お腹が一杯になってしまいそう…。

おんなの駅は観光客だけでなくて
地元の人も多く訪れる場所で、
このウニソース乗せは地元の人にも
人気があるんだそうだ。





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