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12歳年下の彼のお誕生日の話
第7章 沖縄旅行 2日目
ホテルにチェックインする前の寄った
おんなの駅なかゆくい市場には、
色んな県内産のフルーツが合って、
お買い得に食べられる安いマンゴーを
今日は買ってデザートに食べたんだけど。
沢山並んでるマンゴーとかの
フルーツは地元の農家さんが
直接おんなの駅に卸している物で、
同じマンゴーでもご自宅用から、
御贈答品向けの箱入りのとか…
お手軽価格だけどお土産に出来る
ちょっといいやつもあって。
フルーツもゆうパックで
全国発送してくれる感じだったので、
お土産にどうですかねと彼が言って来て。
紅芋タルトとかちんすこうも
買うつもりにはしてるけど…。
フレッシュな南国フルーツも良いねと
そんな話をふたりでしていた。
『今日は、あの2人は…
何処に行ったんでしょうね?
流石にもう…それぞれの
家に帰ってますよね…?』
時間は…23時前ぐらいだったので、
多分明日は仕事だろうから
流石に帰ってるか…
もしくは…離れるのが名残惜しくて
どっちかのアパートに泊ってるか…も?
LINEを確認してみると、
葵ちゃんから色々と画像が届いていて。
「今日は…2人で淡路島の
幸せのパンケーキとか
淡路島楽しんでたみたいだよ?」
『ああ、あそこ…ですね、
平日なら…そんなに待たなくても
入れますもんね…。インスタ映えしそうな
フォトスポットも沢山ありますし…
今日はいい天気で綺麗な
写真が撮れたんじゃないですかね?』
ホラホラと…画像を彼に見せると、
こっちのスマホを彼が覗き込んで来て。
『この感じだと…昨日の、えっちも
上手く行った…って事で良さそうですね…』
一緒に自撮りしてる画像の
幸せそうな顔を見ていると
こっちまで幸せな気分になって来る。
『ふたりにも…何か…
ペアになりそうなお土産…
買って帰ってあげましょうよ。
あの袋に入った塩のお守りとか…。
Tシャツとか…でも…良いでしょうけど……』
「何か欲しいものがあるかも
知れないから、何が欲しいかとか…
ちょっと、葵ちゃんには
LINEして聞いてみるね?」
『じゃあ、僕は小林君の方に
LINEして聞いてみますよ』