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12歳年下の彼のお誕生日の話
第10章 美ら海水族館

ここは海人門(うみんちゅげーと)と
呼ばれる名前の場所らしく、
うみんちゅとは沖縄の言葉で
「漁師」という意味なのだそうだ。

海人門の先には絶景が広がっていて
目の前のエメラルドグリーンの海に
浮かんでいるのは、伊江島と言う島だ。

『凄い…海が綺麗ですね…巴』

「うん、だって…今日は、
港斗のお誕生日だもんね?」

この青い空と青い海も…
お誕生日プレゼントみたいですねと
彼が嬉しそうに話をしていて。
繋いでいた手をぎゅっと握った。

ゲートと言う位だから、ここが
入口みたいに思えるけど、ここに
水族館の入口があるんじゃなくて、
ここから更に長い下りの
エスカレーターで降りた先が
本当の意味での水族館の入口になる。

目の前の絶景も…海人門が一緒に
画角に入る様にして撮影して。

『さ、巴さん、中入りましょうか』

「うん、美ら海楽しみ…だね…」

美ら海水族館は朝の8:30から
21:00まで営業しているから
混雑を避けてゆっくりと観光したいなら
混雑する時間をさけて夜に行くのも
ゆっくりと見て回る事が出来るから
本部の辺りのホテルに泊る予定なら
それも1つの手だとは思う。

今日は…7月の10日だから、
夏休み前の平日で…夏休み中の平日や
土日や長期休暇に比べれば
快適に…水族館を…楽しめるはず…。

中に足を踏み込むと、まず
出迎えてくれるのは…
腰位の高さに設置されたタッチプールだ。

色々な形をしたヒトデや、
ナマコや小さな熱帯魚が泳いでいて。
イノーの生き物たちと書かれている。
イノーと言うのは、沖縄の言葉で
サンゴに囲まれた浅瀬と言う意味で。
タイドプールに居そうな生き物との
触れ合いを楽しむことが出来る。

美ら海水族館の専用アプリがあって
そのアプリをダウンロードして
アプリ内のカメラをかざすと
その生き物の名前や
生態が分かる仕組みになている。

彼がそのアプリのカメラで
タッチプールのナマコを撮って居て。
撮影した生き物は図鑑の登録されて
自分だけの美ら海水族館を作る事が
そのアプリでは出来るのだそうだ。

『次の水槽、行きましょうか?』


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