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12歳年下の彼のお誕生日の話
第4章 7月7日 AM編

ペアルック…まで…お揃いは
ちょっと恥ずかしい感じがするけど。
1アイテムだけのリンクコーデなら
抵抗なく挑戦する事が出来た。

『さ…、巴さん。服装から沖縄らしく
なった所で、沖縄らしいもの食べましょうよ』

市場本通りから国際通りに戻って、
アーケードの中から出ると、
ドン・キホーテの横から出て来る。
ドン・キホーテを見ると、あの歌が
勝手に脳内再生されるのは私だけじゃないはず。

信号を渡って、国際通りを横断して
向こう側のホテル山の内のある方側の
通りを…ゆいレールの県庁前方向に
向って国際通りを歩く。琉球ガラスや
お土産のお店が沢山並んでいるから
通りを歩くだけでも…賑やかで楽しい。

『ライト、アルトには…お礼に
泡盛でも何本か送りましょうか?』

「そうだね…あの2人お酒好きだし、
一緒にソーキとかスッパイマンとか
おつまみになりそうな物を…
送ると…いいかなって…思うんだけど」

有翔さんはお料理が上手だし
島とうがらしのコーレーグースを
一緒に送ると良いかも知れない。

そんな話をしながら、国際通りを歩いて
辿り着いたのは…ブルーシールアイスの
国際通り店で。店舗内にイートイン
スペースがあってそこで食べる事が出来る。

『色々沖縄らしいフレーバーが
ありますね、巴さんどれにします?』

とは言っても…メニューを見ても
フレーバーが沢山あって悩んでしまう。
好きなアイスを2つ選んで
今なら700円でトロピカル
フルーツサンデーにできるそうで。

「じゃあ…ランキング1位と2位ので…」

フレーバーのランキング1位の
塩ちんすこう味と
ランキング2位の
ブルーウエーブを
トロピカルフルーツサンデーにして貰って。

港斗君はシークワーサーシャーベットと
バニラとチョコとストロベリーの
3つのフレーバーが1つで味わえる
ネオナポリタン味と
アーモンドピスタチオの
トリプルで注文していた。

ブルーシールアイスを食べて、
今度は反対側の通りを
色々と眺めながら戻って行く。

『じゃあ、次の場所移動しましょうか…』

「うん…、今からどこに行くの?」

『僕らも水族館行きましょうよ…』

「水族館?」


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