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処女(はじめての)浮気/お持ち帰りされた若妻
第3章 ワンナイトラブ


 ワイシャツとブラウスが、静かに床に落ちた。
熱を帯びた唇が離れると、レンは興奮を隠しきれず、ミキの胸元へ手を伸ばす。
勢いのまま、ミキの身体が壁に押しつけられた。

 ブラをめくると、溢れた乳房にむしゃぶりついた。
片手はスカートの裾をめくり、柔らかな臀部を撫で回す。

 「レン……ああ、レン……」

 ミキは胸に顔を埋めるレンの頭を撫でながら、身体をくねらせる。レンの熱に、ミキの奥で疼きが広がっていく。
(レンが……わたしの肌に触れてる)

 尖った乳首を舌で弾かれるたび、ミキの口から「あっ、あっ……」と甘い声が漏れた。
その羞恥に慌てて手のひらで口を覆った。
(どうしよう……恥ずかしい声……レンに聞かれちゃう)

 レンの手が、ストッキングの縁を辿るようにして下ろしていく。
それを助けるように、ミキもそっと脚を動かす。
脱ぎ落とした瞬間、ショーツの中へと指が滑り込んだ。

 「んっ……あ、ああ……レン……」

 濡れそぼった秘所に指先が触れ、ミキは恥じらいと快感に震える。
耐え切れず声を出し、レンの名を呼んだ。

 「……もっと、ミキが欲しい」
 
 レンの囁きに、ミキの鼓動が跳ねた。
 そのままミキの前に膝をつき、顔をスカートの奥へと潜らせると、ショーツの縁に指をかけ、ゆっくりと引き下ろした。

 「レン……だめ、恥ずかしいよ……」

 小さな抵抗の声を無視するように、彼の吐息が太ももにかかる。
そして——湿った音とともに、温かな舌が秘めた部分をなぞった。

 「ひゃっ……あ、ああ……っ」

 ミキの背中が大きく反り、無意識に脚が震える。
 恥じらいと快感が混ざり合い、逃れられない熱に包まれていく。

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