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主婦という枯れない花
第4章 戻ることの出来ない以前の自分
絶頂の余韻が落ち着きプレイルームから出るとすでに終電の時間が迫っており、直ぐに3人に別れの挨拶を告げると店を出た。
遥香は色々聞きたそうにしてたが、そんな余裕もなく、電車の中で話せるような内容でもなかった。
湿ったまましかたなく履いているショーツの感覚が私にセックス事後であることを自覚させる。
家に着くと夫はすでに帰宅し、自分の部屋で眠っているようだった。
シャワーを浴びるため服と下着を取る。ショーツは既にほとんど乾いていたが愛液の汚れが大量に付いていた。つけ置き洗をし、シャワーを浴びる。
何となくまだセックスの余韻が身体に残っている気がする
シャワーを終え髪を乾かす。肩より長い髪は乾かすのに少し時間がかかる。
(少し白髪増えたかな...)
昨日まで気にならなかったのに。
水分を取り、就寝の準備をする。スキンケアをしっかりしベッドに潜る。
すでに遅い時間だったが眠れそうにない。
携帯を見ると遥香からラインが来ていた。
「結局さっきはどうだったの?エッチしたの?」
気になっていたのだろう。それはそうか。
「うん」
正直に答える。
「ショウ君と若いカップルとルームに入ってたよね?どっちとしたの?」
「ショウ君だよ」
「そっか〜。色々聞きたいけど今日は遅いからまた連絡するね」
「ありがとう。おやすみ」
お互いスタンプを返して携帯を閉じる
つい、先程のショウ君とのセックスを思い浮かべてしまう。
(凄かったな...)
他人に身体を愛撫される事も、喘いでる声を聞かれたり快感に身を任せている所を見られるのも、ペニスを挿入されるのも何年ぶりだっただろう。
自分の身体が、あんなにも敏感だった事を初めて知った。
今までのセックスとは比べ物にならなかった。
ショウ君の手の感触、愛撫の快感、ペニスを受け入れた時の膣が拡げられる感覚、奥を突かれる感覚。
思い出すと子宮が疼き始める。性器が潤い始めている感覚もしてきた。指で膣口に触れてみると既に愛液が分泌され始めていた。眠れそうにない。
部屋着の下を脱ぎ、ショーツも脱ぐ。
ショウ君の愛撫を思い出しながら性器を触り始める。膣口からは次々と愛液が溢れ始める。
クリトリスを擦る。快感が大きくなる。
ショウ君の手を思い出す。男性特有の大きくゴツゴツした手。女の私にはないもの。
クリトリスは膨らみ、クチュクチュと湿った音を立てている。
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