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主婦という枯れない花
第1章 主婦という生き方
画面の中で男性が上下に動く。挿入していることを暗示してるのだろう。
私にとっては遠い昔の感覚だ。どんなだっただろう。思い出してみようとする。
思い出すのは夫ではなく初めての彼。
お互い初めてだったからぎこち無かった気がするが私の身体を一生懸命に愛してくれた。
画面の中で快感を得てる表情のヒロイン。
ふとショーツが湿り気を帯びているのに気付く。
オナニーは高校生の頃覚えた。しばらくして無かったがレスになり子供が大きくなり一人の時間が出来始めると時々するようになった。
ソファーに座り直しスカートを脱ぐ。膝を立てショーツの上からクリトリスを刺激する。すでに膨らんで固くなり始めているのがわかる。ショーツが汚れそうなので脱ぎ捨てる。膣口からは愛液が垂れ始めている。指先で掬いクリトリスに塗りつけるように刺激する。快感が身体を走る。溜め息とも喘ぎ声ともつかないような声が漏れ始める。膣口を覆っている膨らみ始めた花びらもマッサージするように
揉み解す。私の女性器からクチュクチュといやらしい音が部屋の中に響き始める。
オナニーをし始めの頃は少し罪悪感のようなものを感じていたが、今となっては貪欲に快感を求めて手を動かすようになった。
膣口に指を当てる。そこは既に充分に潤い挿入を求めている様だった。指を2本入れ浅いところを刺激する。
秘部から溢れ出る音は更に大きくなる。その音が私をさらなる興奮へと誘う。そのままもう片方の指ですでに硬直しているクリトリスの先端を押し潰すように刺激する。
画面はすでに次のシーンに移って居るが私は自分の指を止められない。
頭の中でセックスを、犯されている自分を想像する。男の腕に抱かれ愛撫され硬く大きくなったペニスで奥を突かれる。
絶頂は近いようだ。さらに指の動きを激しくする。部屋中に淫らな水音が響き、私の腰も大きくうねる。
イク。
イってしまう。
その刹那、体が震え頭が真っ白になる。
声もはしたなく上げていただろう。
しばらく余韻に浸る。いま膣口を見たらきっとヒクヒクしているのだろう。
しばらくして性器をティッシュで拭う。ソファーにまで愛液が垂れてしまっていたようだ。後始末をしてシャワーを浴びる。まだ子宮が疼いている気がする。
(こんなことしてるの誰かに見られたら死ぬなー)
そんなことを思いながらシャワーを浴びた。

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