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主婦という枯れない花
第10章 抗えない欲求
ラブホテルの前で足が止まる。
「...茜ちゃんと美樹がエッチしたって聞いてさ、なんか少し嫉妬したんだよね。私の方が長い付き合いで仲もいいのにって。」
「遥香...」
「美樹が茜ちゃんって子とエッチしてるとこ想像しちゃって...。酔ってるんだろうな。なんか無性に美樹とセックスしたい。犯したい。」
遥香が私を見つめていってくる。
20年以上の付き合いだが初めてみた表情かも知れない。
何も言えなかった。
少しお互い無言になる。
「....やっぱり無し!冗談だよ。美樹を困らせたかっただけ。やっぱり帰ろっかー」
そう言って私に背を向け歩き出そうとする。
遥香が私にこんな事言うなんて勇気必要だっただろうな。
遥香の第一印象は目が大きくて可愛らしい子で、少し派手でクラスでも一番モテていたと思う。なんとなく私とは違うタイプの女の子って思っていた。
きっかけは何だっただろう。
たしか私が授業中に具合悪くなって、それを言い出せずに耐えてる時に遥香が見ててくれて授業止めて保健室に連れて行ってくれた事があった。その時に落ち着くまで一緒に寄り添ってくれたんだ。それから少し話すようになったんだ。
あとは飼ってた猫が死んだ時も、その前から体調悪かったから覚悟してたし学校では誰にも言わず普段通りに過ごしてたつもりだった。
誰も何も言ってこなかったし気付いてなかったとおもう。
でも放課後帰る時に誰もいない廊下で遥香に言われたんだ。
「澤村さん、何か有ったの?私で良ければ話聞くよ」って
私はその場で泣き出したんだ。泣き止むまで背中さすってくれた。
それ以降仲良くなって、いつも一緒にいた。喧嘩したこともあった気もするけど必ず遥香から連絡くれた。
私に嬉しい事があれば私以上に喜んでくれて、私に辛いことがあれば私以上に悲しんでくれた。
一番の親友。
遥香の手を掴む。遥香が振り向く。
「遥香...私は遥香の事、一番の親友だと思ってる。絶対に失くしたくないよ」
「...私だってそうだよ。」
「それでもさっきの本気なの?」
「...私、美樹にはいつも本音しか言わないよ。昔も今も、多分これからも」
「...ありがとう」
遥香の手を引きホテルに入る。部屋に入る。
「良いの?」
遥香が聞いてくる
「うん。遥香に抱いてほしい。お願い。」
「...茜ちゃんと美樹がエッチしたって聞いてさ、なんか少し嫉妬したんだよね。私の方が長い付き合いで仲もいいのにって。」
「遥香...」
「美樹が茜ちゃんって子とエッチしてるとこ想像しちゃって...。酔ってるんだろうな。なんか無性に美樹とセックスしたい。犯したい。」
遥香が私を見つめていってくる。
20年以上の付き合いだが初めてみた表情かも知れない。
何も言えなかった。
少しお互い無言になる。
「....やっぱり無し!冗談だよ。美樹を困らせたかっただけ。やっぱり帰ろっかー」
そう言って私に背を向け歩き出そうとする。
遥香が私にこんな事言うなんて勇気必要だっただろうな。
遥香の第一印象は目が大きくて可愛らしい子で、少し派手でクラスでも一番モテていたと思う。なんとなく私とは違うタイプの女の子って思っていた。
きっかけは何だっただろう。
たしか私が授業中に具合悪くなって、それを言い出せずに耐えてる時に遥香が見ててくれて授業止めて保健室に連れて行ってくれた事があった。その時に落ち着くまで一緒に寄り添ってくれたんだ。それから少し話すようになったんだ。
あとは飼ってた猫が死んだ時も、その前から体調悪かったから覚悟してたし学校では誰にも言わず普段通りに過ごしてたつもりだった。
誰も何も言ってこなかったし気付いてなかったとおもう。
でも放課後帰る時に誰もいない廊下で遥香に言われたんだ。
「澤村さん、何か有ったの?私で良ければ話聞くよ」って
私はその場で泣き出したんだ。泣き止むまで背中さすってくれた。
それ以降仲良くなって、いつも一緒にいた。喧嘩したこともあった気もするけど必ず遥香から連絡くれた。
私に嬉しい事があれば私以上に喜んでくれて、私に辛いことがあれば私以上に悲しんでくれた。
一番の親友。
遥香の手を掴む。遥香が振り向く。
「遥香...私は遥香の事、一番の親友だと思ってる。絶対に失くしたくないよ」
「...私だってそうだよ。」
「それでもさっきの本気なの?」
「...私、美樹にはいつも本音しか言わないよ。昔も今も、多分これからも」
「...ありがとう」
遥香の手を引きホテルに入る。部屋に入る。
「良いの?」
遥香が聞いてくる
「うん。遥香に抱いてほしい。お願い。」