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主婦という枯れない花
第10章 抗えない欲求
操作してるそばからメッセージが送られてくる。
「なんかメッセージ来たよ」
「あぁ。女性がログインすると結構メッセージ来るよ。雰囲気わかる写真載せてるから特にね」
「開かないの?」
「気が向いたらね。美樹も登録してみる?」
「良くわかんないからなー。」
「携帯貸して。やってあげる。」
そう言って私の携帯を操作していく。
「写真は前に2人でとったやつを加工して...」
遥香が私のプロフィールを作っていく。
「こんなもんかな。名前はミズキにしておいたから。」
ログインの仕方を教わる。
登録したそばから色々とメッセージを受信する。
「気になった人とメッセージやり取りしてさ、気が向いたらねあってみたら良いよ。」
「既婚者にしてるけどそれでメッセージ来るんだね。」
「何言ってるの?人妻なんて人気だよー。後腐れないセックスできると思ってるから」
「...そうなんだ。」
遥香がビールをグイッと飲み干す。
「...まぁそれはそうとして。茜ちゃんだっけ?まさか美樹がねぇ...」
「自分でもびっくりだよ。」
「女同士でも満足感って出来るものなの?入れて欲しくならない?」
「まぁそれは仕方ないから...」
「ふ~ん。」

その後はお互いの近況や遥香の仕事の愚痴等聞かされ、店を出た。
「美樹、今日はまだいいでしょ?プレゼント買ってあげる

そう言って、またしても美樹にアダルトショップに連れて行かれる。
「こういうの使ってる?」
そう言って遥香が指差す。
ショーツのような形で、固定できるようにベルトがついており女性器に当たる部分の内側と外側にディルドがついている。
「これって...」
「レズセックスしてるのにペニスバンド知らないの?これ着けて相手の女の子を犯すの」
「...」
「茜ちゃんの事これで犯したくない?」
「...」
「それとも私とする?」
「えっ?」
「私が美樹を気持ちよくしてあげようか」
「何言ってるの?冗談でしょ?」
唐突に遥香がおかしなことを言い出した
「どうだろうね。」
そう言って遥香が笑う
「やめてよ...」
「とりあえず買ってくるよ」
そう言って遥香がレジへ向う。
遥香が紙袋を持って戻ってきた。
「じゃあ行こうか。」
そう言って遥香が歩き出す。駅の方向ではない。
ラブホテルの方向だ
「遥香、本気なの?」
「私酔ってるのかな...美樹は嫌?」
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