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カクテルバー 『cross×』
第2章 ドライ・マティーニ♪
私は人形の様に立ったままで、あなたの指先を感じた
ワンピースのファスナーが下ろされると、スルリと床に落ちた。
あッ!
小さく声を上げるとあなたの瞳が私を見た。
怖いくらいに真面目な顔で私の体を裸にして行く…
ブラとお揃いのショーツだけになると…私はあなたの手を止めた。
「明る過ぎるわ…後は自分で…」
「ダメだ!生まれたままのコウを見たい…君の全部を見たい…」
何時も余裕のあるあなたが…今は影を潜めて居た――