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カクテルバー 『cross×』
第4章 ソルティードッグ♪と スクリュードライバー♪
夫の帰宅が遅くなる日が増えていた。
それが余計に私を遠ざけた――――。
彼と会う日が増えていた…
今日も『cross×』の帰り。
酔いを冷まそうと、通りを入った公園を並んで歩く。
「僕、汐里さんと飲むと安心する」
「え、どうして?安全だから? はい!私は琢磨さんを襲ったりはしませ〜ん!(笑)」
「僕も安全安心でしょ?」
はははと笑う琢磨さんが眩しかった…
夜の風が火照った頬をなでて行く――
公園の木々が揺れる音に耳を傾けるながら、目を閉じて大きく深呼吸をした。
彼を近くに感じたい…ずっと、ずっと何時までも…
と、その時!!
そっと両頬を包まれ唇を塞がれた…
それが余計に私を遠ざけた――――。
彼と会う日が増えていた…
今日も『cross×』の帰り。
酔いを冷まそうと、通りを入った公園を並んで歩く。
「僕、汐里さんと飲むと安心する」
「え、どうして?安全だから? はい!私は琢磨さんを襲ったりはしませ〜ん!(笑)」
「僕も安全安心でしょ?」
はははと笑う琢磨さんが眩しかった…
夜の風が火照った頬をなでて行く――
公園の木々が揺れる音に耳を傾けるながら、目を閉じて大きく深呼吸をした。
彼を近くに感じたい…ずっと、ずっと何時までも…
と、その時!!
そっと両頬を包まれ唇を塞がれた…