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Born to be mine 番外編(ある日の咲希)
第8章 ある日その8
平日のアフター6で入ったディズニーは混み具合も大したコトはなく、3人でおもいっきりハシャギまわった。
パレードが始まる頃には美優は睡魔と闘ってた。
パレードを全力で楽しんだ美優は花火が上がる頃になるともう完全にお地蔵様状態(笑)
抱きかかえて咲希と歩く。
「陵ちん、重いやろ?代わろか?」
子育てあるあるやけど寝て脱力したこどもはいつもの倍重く感じる。
「大丈夫やで。咲希は毎日これしてんねやろ?スゴイな。」
「そう。でも慣れたよ。今は全然平気(^^)」
シンデレラ城の下辺りまできたところで咲希が思い出し笑い。
「なんやねん!?キショいで。」
「フフ(^.^)陵ちんに告られた時のコト思い出してた。」
「懐かしいなぁ。」
「覚えてる?咲希がゲート前でギャン泣きして、陵ちん初めて咲希のコト好きやって言うてくれて。」
「忘れるワケないやろ。」
「咲希、陵ちんのお嫁さんになって良かった
(〃ω〃)」
「オレも。咲希を捕まえて正解やった(^^)」
「陵ちん、耳かして。」
咲希に言われて少し屈む。
咲希はオレの頬っぺにちゅっとした。
オレもお返しとばかり咲希の唇に口づけした。
それから美優の頬っぺにも。
「あ~幸せ~\(^^)/」
咲希が言った。
「オレの方が幸せ~\(^^)/」
「咲希の方が幸せやも~ん\(^^)/」
ハタから見たらただのバカップルである(笑)
やけどとにかくオレは幸せモン!
誰がなんと言おうが世界一の幸せモンやし。
その8終わり(^^)