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あなただけ今晩は
第5章 裂石温泉
私たちは婚姻届けを出して初めてのお正月を迎えた。
お正月はアキラの田舎である仙台に帰省したのだ。
アキラの義母は私を見るととても嬉しそうにしてくれる。
義弟も私にとても親切にしてくれた。
義母は沢山のお正月料理を作ってくれてはそれを私たちに振舞ってくれる。
私はこの帰省でちょっとばかり太ってしまったくらいだった。
12月30日に仙台に行き、元旦に“塩釜神社”にお参りに行き1日には横浜に帰ることにしたのだ。
1日を過ぎるとやはり上りの東北道が激混みする可能性があったからだ。
年が明けてから半年たった6月に入ってから直ぐだったと思う。
いきなりアキラが仕事から帰って来るとこう言うのだ。
「彩ちゃん、仕事の休みが取れたんだ…」
「え?取れたの?」
「うん、取れたから旅行に行こうよ…」
「分かったわ…」
「山梨県のどこ?」
「じゃぁ、山梨県にある裂石温泉に行かない?」
「うん、それで?」
「そこから二日目は赤穂にある赤石温泉に行きましょうよ…」
「じゃ、予約取ってくれる?」
「いいわ、予約取るわよ…」
「俺、凄い愉しみ…」
そう言うとアキラはとても嬉しそうに夕飯前に手を洗いに洗面所まで行った。
お正月はアキラの田舎である仙台に帰省したのだ。
アキラの義母は私を見るととても嬉しそうにしてくれる。
義弟も私にとても親切にしてくれた。
義母は沢山のお正月料理を作ってくれてはそれを私たちに振舞ってくれる。
私はこの帰省でちょっとばかり太ってしまったくらいだった。
12月30日に仙台に行き、元旦に“塩釜神社”にお参りに行き1日には横浜に帰ることにしたのだ。
1日を過ぎるとやはり上りの東北道が激混みする可能性があったからだ。
年が明けてから半年たった6月に入ってから直ぐだったと思う。
いきなりアキラが仕事から帰って来るとこう言うのだ。
「彩ちゃん、仕事の休みが取れたんだ…」
「え?取れたの?」
「うん、取れたから旅行に行こうよ…」
「分かったわ…」
「山梨県のどこ?」
「じゃぁ、山梨県にある裂石温泉に行かない?」
「うん、それで?」
「そこから二日目は赤穂にある赤石温泉に行きましょうよ…」
「じゃ、予約取ってくれる?」
「いいわ、予約取るわよ…」
「俺、凄い愉しみ…」
そう言うとアキラはとても嬉しそうに夕飯前に手を洗いに洗面所まで行った。