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あなただけ今晩は
第5章 裂石温泉

私とアキラはキスをやめて温泉から上がった。
数人の男性客と鉢合わせになる。

男性客は私たちを見るとちょっとニヤケている。
私はとても恥ずかしくなったのだ。

そして、急いで浴衣に着替えると部屋に戻ったのだ。

「ビックリしたね、いきなりオジサンたちが入って来てさ…」
「そ、そうね、ちょっと驚いちゃった…」

「彩ちゃん、露天風呂での続きをしようよ…俺、我慢できないよ…」

いつもの様にグイグイと押してくる。
それには私も負けてしまうのだ。

「ええ、いいわ…」

そう言うとアキラは私の傍に来てキスをして抱きしめてくる。
ゆっくりと浴衣の紐を解いてゆく。

浴衣の胸が肌けて乳房が露になる。
ゆっくりと胸から両手を入れて浴衣を布団の上に落としてゆく。

私はショーツ1枚にされてしまった。
アキラも急ぐように自分の浴衣を脱いでゆく。

お互い下着だけになった。
私は膝をついてアキラのペニスのところに顔を向けた。

ボクサーショーツを下げてゆく。

「あ、彩ちゃん…」
「いいのよ、挨拶させて…」

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