この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなただけ今晩は
第6章 赤石温泉

どこを、どう走ったのかは覚えていなかった。
ただ、私が大量に持ってきたCDを聴きながらお互い愉しみながら車を走らせていた。

アキラは本当に車を運転するのが好きだった様だ。

車で赤石温泉に行くには中央高速道(甲府南I.C)で降りて増穂方面へ笛吹川沿いに進んで(富士川大橋を渡り)松穂町役場前を通り平林方面へ向かいちょっと急な山道を上ってゆくと着くのだ。

お昼頃、どこかで食事をしようという事になった。
山道を上る前に一軒の蕎麦屋を見つけた。

そこに入り昼食を食べる事になった。
私は小さな親子丼が付いたお蕎麦セットを頼んだ。

アキラは小さなカツ丼が付いたお蕎麦セットを頼んだのだ。
そのお蕎麦セットはボリュームがあり直ぐにお腹がいっぱいになってしまうのだった。

お昼を頂くと支払いを済ませて店を出た。
そして平林まで山道を車で上ってゆく。

山の緑が輝いて見えて初夏を思わせる風がパワーウィンドウを開けると車内に入って来て気持ち良かった。

「アキラくん、最高だわ…とても気持ちがいいわ…」
「彩ちゃん、喜んでくれた?」

「ええ、とても嬉しいわ…」
「なら、良かった…」

暫く山道を走っていると右側に「赤石温泉」の案内板が見えてくる。
ちょっと分かりづらい案内看板だったが、直ぐにそこを右に曲がれば良いのだと気づいた。

かなり急な短い坂道を上ってゆくと赤い水車が見えてきた。
その赤い水車はちょっとレトロ感溢れる暖かさを感じるものだった。

/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ