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あなただけ今晩は
第6章 赤石温泉

私から快感の声が聞こえてくる。
両手を縛られ、目を塞がれながら私は身体中に電流が走るのを感じていた。

拘束されながらヤるセックスとはこんなにも感じるのだろうか。
そんな事を考えていた。

アキラは私の両手を自分の両手で強く押さえながら腰を振りピストンしてきた。
私は自ら大股を開いてペニスを受け入れている。

その姿を思うととてもいやらしく感じてしまう。
いやらしく感じれば感じる程、花弁から甘い愛液が垂れ流しされてくる。

その愛液がペニスにねっとりとねばりつき離そうとはしなかった。
アキラは激しくピストンしてくる。

そのリズムに合わせて私は甘い声を微かに上げていた。

「き、今日の彩ちゃんは、ち、ちょっと違うね…凄くえ、エロいよ…」

そんな事を言われても私は分からなかった。
身体を何度も何度も激しく突かれた。

その度に、意識が遠のく感じがしたのだ。

「彩ちゃん、俺、もう我慢できないよ…」

私はエクスタシーを迎える状態になっていた。

「え、ええ、いいわ、逝って…」
「う、うん、い、逝く…」

数回強く私の身体を突くとアキラは私の身体の奥深くへと精子を放った。
私の膣壁はピクピクと動き、ペニスが脈打っているのを感じたのだ。

「彩ちゃん、俺、嬉しいよ…」
「私も嬉しいわ…」

私の身体からペニスを押し出してしまう。
すると、大量に花弁から精液が流れ落ちて来て脚を濡らした。

その精液を優しくティッシュで拭き取って拘束を解いてくれた。

「せっかく、温泉に入ったのに汚れてしまったわ…」
「え?また、入りに行けばいいじゃん?」

「そうね、そうしましょう…」

そんな会話がありまた温泉に入りに行ったのだ。
こうして二泊三日の温泉新婚旅行の夜は闇夜に溶けてゆくのだった。

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