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危険な遊び〜番外編。
第12章 そして〜匠編
『で?どういうことなのか?
詳しく話して貰おうか?』

陽菜が頷き…口を開く…。

陽菜『私…彼氏と…喧嘩したの…
で…、駅前で偶然匠さんを
見つけてって、匠さんじゃなかった
よね?えっと…しゅん君で
いいのかな?』

匠『あぁ、こいつは、俺の双子の
弟の俊介(しゅんすけ)だ。
俺は、
俊って呼んでる。』

陽菜『あっ、そうなんだ。
で、まあ私がつい匠さんと
思いこんで、
話し掛けちゃって…』

俊介『まあ俺も別に否定しなかったし
な。兄貴と間違えられるなんて
日常茶飯事すぎっからな。』

陽菜『うん、で、話しの成り行きで
お部屋にお邪魔することに
なって…。』

そこまで話すと陽菜は、
口を閉ざし、下を向いてしまう…

匠『それから…? 俊、お前が話せ。』

俺がそう言うと…
すぐに俊が口を開く…
『その後は、俺が兄貴に成りすました
まま…襲った! 以上…。』

俊介はまったく
悪びれた様子もなく…さらっと
言い放つ…。




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